日本の主力戦車、10式戦車の秘密に迫る

こんにちは。

 

今回は日本が世界に誇る10式戦車の紹介です。

個人的見解ですが、10式戦車は近年急激に技術力を伸ばしている中国戦車よりも明らかに分があると思います。

 

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私は一般の人間ですが軍事が好きなので、10式戦車の動画をたくさん見たことがあります。

 

この戦車には日本の高い技術力が詰まっており、日本がどれだけ技術強国であったか、また今でも潜在的に素晴らしい技術力を保持していると言うことがわかると思います。

 

では、見ていきましょう。

 

 

1.基本概要

  10式戦車 T14
全長 9.42m 10.8m
全幅 3.24m 3.50m
全高 2.30m 3.30m
重量   55t
主砲 44口径120mm 56口径125mm
装甲 複合装甲
複合+爆反+ケージ
エンジン 水冷4サイクル 空冷ディーゼル
 

 

10式戦車はT14と比べて比較的小さく、軽量です。主砲を比較しても大分T14に劣っています。装甲では、T14はケージ装甲を持っています。ケージ装甲とは簡単に言えばRPGや対戦車砲からの高い防御性能を誇る装甲の一種です。

 

また、10式戦車には現代の戦車に多く採用されている爆発反応装甲が無いことから、T14に攻撃された場合、機能不全に陥る可能性が高いでしょう。ですが、T14を除いた中ではかなりの性能、特に機動力を誇ります。

 

エンジンに関しては両者一長一短といったところでしょうか。

 

2.最先端装備

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10式戦車

web.archive.org

上記にもある様に、最新装備としてC4Iがあります。

 

そもそもC4Iとは何か。C4Iとは統制や通信、ネットワークなどを総合した機能を指すのですが、これによって戦車同士のコミュニケーションや普通科の一般部隊との素早い連携が可能になります。

 

90式戦車よりも軽量化が進み、日本の戦車の中でも非常に軽い部類に属しています。軽さゆえ、他の戦車を寄せ付けない敏捷性が大きな特徴であり、走行試験では90式戦車を圧倒的に上回るスピードを見せました。

 

私はこの軽量化には大きな意味があると考えて居ます。特に物資輸送の面では、山や川の多い地形の日本では大型車両を通すことが難しく、補給などを迅速につなげるには戦車の軽量化が必要であると考えました。

 

三菱重工のサイトを見ていたら、似たような事が書いてあったので紹介します。

www.mhi.com

3.超特殊技術

10式戦車には他にも、大変素晴らしい技術があります。その一つが「スラローム射撃」です。

スラローム射撃とは、凹凸のある地面を走行しながら上下のブレを極限まで抑えることで、遠方の的に砲弾を命中させる技術です。

 

富士総合火力演習で10式戦車が登場し、スラローム射撃を披露しました。

 

www.youtube.com

 

流石世界第5位の力を誇るだけあります。

最近は極超音速ミサイルなど空の兵器の開発が重要視されていますし、日本は島国なので陸軍よりも海空の方が出動機会は多いはずです。ですから、今の日本の素晴らしい潜水艦技術を初め、多方面におけるプレゼンスを強調して行ってほしいです。

 

www.asahi.com

 

どうやら北朝鮮が発射に成功したらしいですが、中国やロシアでさえ成功したばかりだと言うのに、どうやってやったんだか笑。どうせ嘘だとは思いますが、かの国の技術はだんだん進歩しています。日本も撃墜技術の補強が必要だと思います。

www.bbc.com

 

今回はこの辺で。

 

ありがとうございました。