Mig29とはどの様な戦闘機?謎に迫る

こんにちは。今回は初投稿となります。

こちらでは主に軍事知識等の解説をしていきます。

よろしくお願いいたします。


今回は一般にもよく知られており、また軍事マニアなら誰もが知っているであろう戦闘機Mig29について解説していきます。

 

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1. 概要

元々、あらゆる敵機との戦闘を目的としていたので、多くのMiG-29は様々な作戦が可能なマルチロール戦闘機として整備されていきました。

 

様々な空対地兵器や精密弾薬などを搭載・使用できるように装備されており、今までの機体と比べて搭載出来る兵器の数が格段に増えています。

 

MiG-29は、MiG-29MやMiG-29K(主に空母からの発着。海軍向け)など、複数の種類が存在しています。

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起死回生の艦載型 MIG29K:時事ドットコム

上記はMIG29K。

 

ソ連崩壊後もロシア軍を中心としたソ連圏、または東側諸国は強いつながりのあったインド等の軍隊はMiG-29の運用を続けており、MiG-29は輸出も人気があり、現在までに30カ国以上が同機を運用していました。

 

(インド空軍は近年急速に近代化が進み、Su系が主力となっています)


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Su-30 (航空機) - Wikipedia

 

 

また、多様途戦闘機なので財政に余裕のない小国はMig-29を数機保有しているだけのケースもあります。

 

画像ギャラリー | 北朝鮮空軍は匙を投げられたのか 加速するミサイル開発の一方で空軍が旧態依然なワケ | 乗りものニュース

 

2.性能

赤外線探知機センサー、燃料容量の大幅な増加、空中給油が可能な機体もあるなど、改良が重ねられています。

 

エンジンはklimov RD-33。

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クリーモフ RD-33 - Wikiwand

 

これの改良型である、RD33MK。

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MiG-29KやKUB、MiG-35に搭載されます。また、黒煙を出しません。

 

初期のRD33は黒煙をかなり出しましたが、その点でもMKでは大きな進歩が見られています。

 

推力は7%向上。運用寿命が4,000時間に。

インド海軍(ロシアに武器依存中)の採用を見越して熱帯気候下での運用も考慮されている。

また、任意の方向に15°毎秒60°の速度で傾ける事が可能なTVC(推力偏向ノズル)の装備も可能で、非常に小回りの効く機体となります。

 

これだけでも15%程度の戦闘能力向上が見られるようです。

 

 

3.個人的な感想

まず外観が良い。やはりロシア・ソ連製の機体はデザイン性が重視されている!

 

第4世代戦闘機の中では、2番目に好きな見た目です。

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航空機解説bot on Twitter: "MiG-29 ファルクラム…東側諸国の主力戦闘機であったMiG-21やMiG-23の後継機として、また1970年代にアメリカ合衆国が開発したF-14やF-15などの新鋭戦闘機に対抗する新機種として設計、開発された機体 https://t.co/GR0YMcgSUB"

 

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上記はsu27。

Su系は全体的に平たく、ステルス機に近い作りですが、Migは厚みのある機体です。

ちなみに厚みのない細い感じが一番好きです。

 

これはMIGを超える機動性を持ちます。しかもMIG29はあそこからあまり変わってない...
MIG35も正直似た様なもので、Su-35には敵いませんね...

ロシアやインドもSu系列が中心です。

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最近ウクライナ軍に撃墜された様です。(フェイクかも)

 

ではこの辺で。

 

ありがとうございました。